MayaのDashコマンド使ってますか?

こんにちは!Rhinoです。
今日はMayaのチャネル ボックスで使えるDashコマンドをご紹介したいと思います。
ちょっと便利な機能ですよ。

Dashコマンド

Dashとは?

チャネル ボックスの値に色々な操作をできるようするコマンドとなります。

どんなことができるの?

Dashには次のようなコマンドが用意されています。
どうです?役に立ちそうなものがありますか?

l(number)numberを合計距離として複数のオブジェクトをリニアに分散させます。
r(number)0 ~ number 間の乱数を入力します。
r(low, high)low ~ high 間の乱数を入力します。
e()アニメーションを自動的に緩めます。
e(number)-1 ~ 1 間の数値でアニメーションの加速/減速を緩めます。
ts(number)number フレーム分、キーフレームをオフセットします。

どうやって使うの?

Dashを使うにはまずMASHのプラグインをロードする必要があります。

次にチャンネルボックスのアトリビュートを選択して、Alt+右クリックして下さい。
見慣れないウィンドウが表示されたのではないでしょうか?
このウィンドウにコマンドを入力して使います。

準備ができましたら、コマンドを細かく見ていきたいと思います。

l(number)

複数のオブジェクトを分散させるコマンドです。
動画ではTraslate Zに次のように入力して、200の間で10個のオブジェクトを均等配置させています。

l(200)

r(number) / r(low, high)

乱数を入力できるコマンドです。
Trasnlate X / Translate Y / Translate Zに範囲を指定して乱数を割り当ててみます。
このように複数のアトリビュートでもDashは使用可能です。

r(-30, 30)

e() / e(number)

アニメーションを自動的に緩めるコマンドです。
リニアで付けているキーフレームアニメーションのカーブが変化していますね。

e()

ts(number)

キーフレームをnumberフレーム数の分だけオフセットするコマンドです。
次のように入力すると20フレーム、キーフレームをずらしたりすることができます。

ts(20)

実を言うと最近知った機能です。
便利そうでしたので、使ったことないという方がいらっしゃったらお試し下さい。
では、また!

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